別の事件として、別々に起訴されていて、弁護人も別らしいので、併合審理の利益に気付かないかもしれません。
両方の事件で、被告人の情状(特に前科関係)が考慮されていて二重評価になっているので、常套手段としては両方控訴して、できれば同じ部で審理してもらって、二重評価を是正する必要があります。東京高裁だとなかなか難しいですが、弁論併合申請などでアピールすることになるでしょう。
足すと懲役25年になりますが、重い方から執行されます。
横浜地裁h30.2.14 傷害致死懲役10年
https://mainichi.jp/articles/20180215/k00/00m/040/092000c元保育士に懲役10年の実刑判決
毎日新聞2018年2月14日 19時55分(最終更新 2月14日 19時55分)
神奈川県平塚市の認可外保育所で2015年12月、生後4カ月の男児に暴行を加えて死亡させたとして傷害致死罪に問われた元保育士被告に対し、横浜地裁は14日、懲役10年(求刑・懲役13年)の判決を言い渡した。深沢茂之裁判長は「無罪主張する被告の供述は不自然、不合理で信用できない」と退けた。
横浜地裁h29.12.26 強制わいせつ罪(176条後段)・児童ポルノ製造 懲役15年
http://www.sankei.com/region/news/171227/rgn1712270006-n1.html
2017.12.27 07:04
女児らにわいせつ 元保育士に懲役15年判決 神奈川
平塚市の無認可保育所「ちびっこBOY」で平成27年12月、入所していた生後4カ月の男児が死亡した事件に絡み、別の女児らにわいせつな行為をしたなどとして、強制わいせつと児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の罪に問われた元保育士被告(36)の判決公判が26日、横浜地裁(深沢茂之裁判長)であり、同地裁は懲役15年(求刑懲役18年)の判決を言い渡した。
深沢裁判長は「保育士の立場を悪用し、極めて多数回にわたり犯行に及んだ。計画性、常習性は極めて顕著」と指摘。「被害児童らの精神的、肉体的苦痛はもとより、健全な生育への悪影響も強く懸念される」と述べた。
判決によると、27年4月~28年5月、保育所などで女児ら15人に対してわいせつな行為をしたなどとしている。
被告は、当時生後4カ月の男児に暴行を加え死亡させた傷害致死罪にも問われており、来年1月に初公判が行われる予定。