児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

強姦(177条後段)で逮捕されたのに「わいせつ行為」と報道されている事例

 被疑事実は強姦と3項製造罪だと予想します。
 従前から、強姦罪の事実として撮影行為を含む判決はたくさんあるんですが、3項製造罪を立てると併合罪になるという不思議な現象が起きています。

中学生にわいせつ行為の疑い=福岡
2013.04.12 読売新聞 
 西署は11日、被告(35)(児童買春・児童ポルノ禁止法違反などで起訴済み)を強姦(ごうかん)などの疑いで再逮捕した。発表では、昨年4月2日、広島県内のショッピングモール駐車場などで、インターネットの掲示板で知り合った女子中学生(当時12歳)が13歳未満と知りながら、わいせつな行為をし、ビデオカメラで撮影した疑い。余罪があるとみて調べている。