18歳未満の児童であるとは知らなかった
児童だとは知りませんでした
という主張が通ったわけですが、実務上、これは難しいのです。
出会い系サイトでの年齢表示なんて決め手にはなりません。年齢確認がいい加減なことは常識ですし、取調に出てくる児童は制服ですっぴんですから一見して「児童」です。
逮捕されちゃうと認めてしまいます。その点を黙秘し続けることもできていないようです。
逮捕されなくても、弁護人が居ないすきに、自白調書を取られたりします。在宅事件でも持ち堪えられる確率30%くらいか。弁護士は取調に立ち会えないのですが、廊下で待ってるとか、供述内容を書面にして提出するとかしてできる限りのことをするのですが、居ないときに「これまでは弁護人に言われて否認していましたが、実は、児童であることを知っていました」みたいな調書ができていることがあります。
過失の児童買春罪を作った方が取調は楽になると思います。