児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

控訴審の審理の中で事件の不可解さ理不尽さが解明されることを期待していましたが、真相の解明に至らなかったことがきわめて残念でなりません

 長崎市長のコメントがピンぼけ。
 刑事事件の量刑不当の控訴だから、罪が軽くなるような主張と立証に始終するのは当然で、そういう進行だったのに。

http://www3.nhk.or.jp/news/k10015765801000.html#
被告の弁護にあたった中島繁樹弁護士は「無期懲役という判決については妥当であると考えるが、殺害を思い至ったのが犯行の直前だったという点など、主張が認められないところがあり不満が残る。上告するかどうかは被告と話し合って決めたいが、本人は判決をしんしに受け止めていたようだ」と話していました。判決について、福岡高等検察庁の庄地保次席検事は「判決内容を十分検討したうえで、適切に対応したいと考えている」というコメントを出しました。判決について、長崎市の田上富久市長は「今回の判決で示された量刑については言及する立場にはありませんが、銃撃事件に対する激しい怒りと深い悲しみはいまなお私の中に深く刻まれています。控訴審の審理の中で事件の不可解さ理不尽さが解明されることを期待していましたが、真相の解明に至らなかったことがきわめて残念でなりません」というコメントを発表しました。