児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

<裁判員裁判>性犯罪審理、弁護側が控訴方針 青森地裁判決

 控訴申立に、理由は記載しなくていいですよ。
 たいてい「量刑不当」ですが「量刑不当」じゃない場合もある。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090915-00000108-mai-soci
被告(22)の弁護側は15日、「量刑不当」を理由に近く仙台高裁に控訴する方針を固めた。
 審理で、弁護側は被告の恵まれない成育歴などを訴えて「懲役5年が適当」と主張した。青森地裁は、裁判員6人を含む評議を踏まえて今月4日、「生涯癒やされない心の傷を負わせた」などとして求刑通りの判決を言い渡した。

 ある事件の高裁の弁論(控訴趣意書を陳述した)後に記者から「控訴理由は量刑不当ですか?」って聞かれたことがある。量刑不当は主張してないのに。