児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2009-09-29から1日間の記事一覧

控訴審の審理の中で事件の不可解さ理不尽さが解明されることを期待していましたが、真相の解明に至らなかったことがきわめて残念でなりません

長崎市長のコメントがピンぼけ。 刑事事件の量刑不当の控訴だから、罪が軽くなるような主張と立証に始終するのは当然で、そういう進行だったのに。 http://www3.nhk.or.jp/news/k10015765801000.html# 被告の弁護にあたった中島繁樹弁護士は「無期懲役という…

13歳未満へのわいせつ行為について、青少年条例違反罪は強制わいせつ罪(刑法176条後段)とは補充関係(法条競合)にある。

非親告罪であることと軽いことで強制わいせつ罪と大きく違うのに、保護対象がかぶっているので、聞いてみました。 こんなこと一審で主張したらダメですよ。罪名変えられるから。 判決は福岡地検に注文して下さい。 福岡高裁H21 法令適用の誤りの主張について…

法と心理学会第10回大会

児童の不正確な供述には困ってるんですよ。尋問すると不利益に扱う裁判官も多いので。 紹介者がいないと入会できないそうで、入会申込を突っ返されたことがありますが、大会は聴きに行こうと思っています。 http://jslp.jp/doc/taikai/honbun.doc 【会場のご…

実刑と執行猶予の限界事例について被告人が弁護人を介して性依存グループミーティングに参加し再犯防止に向けて努力していることを斟酌して実刑を回避したが、被告人の更生を図るためには,グループミーティングヘの参加等の自助努力や近親者による指導監督だけでは不十分であり,保護観察関係機関による専門的な指導監督が必要不可欠だとして保護観察を付した事例(福岡高裁H21)

実刑事案のグループでよく見かける事案でした。 犯罪者なので、「これから通います」じゃ信じてもらえないので、保釈後に、頻繁に通って、実績を示す必要があります。 保護観察を外してもらえないかという主張でした。自分で通院してるのだから、保護観察は…

公判前整理手続を申し立てる。

ので、本、注文した。

朝から張り込み↑→

控訴趣意補充書が書けました。