児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

下半身露出「しゃせい男」名古屋で逮捕

 繁華街で立ってる少女で応じてくれる場合があるようです。相手が児童だと、性器接触行為の児童買春罪。

http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20080629-377593.html
容疑者は同日、この駐車場に自家用車を止め、そばで待機。この女性を見つけると接近し「『しゃせい』したいので、モデルになってくれませんか」と誘ったという。女性は当初、自分をモデルとして「写生」したいのだと解釈。同容疑者の“勧誘”を明確に拒否しない状況のまま、誘導に従いこの車の脇まで移動してしまったという。
 しかし容疑者は「手でしてくれたら5000円あげる。見てくれるだけでもお金をあげる」などとわいせつな交渉を開始。直後にズボンを脱いで下半身を露出し「射精」を図ったという。女性は腕を捕まれたが脱出。警察に通報した。
 容疑者は容疑を認めている。同署では声を掛けた際の「しゃせい」は、「写生」だったのか「射精」だったのか、両方の意味を含んでいたのかなど、動機を含め追及している。

 強制的にこういうことをして、強制わいせつ罪と器物損壊罪の観念的競合となっている裁判例千葉地裁)を見たことがあります。