児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2012-11-15から1日間の記事一覧

13歳未満の児童をトイレに監禁してわいせつ行為した場合は、強制わいせつ罪(176条後段)と監禁罪とは観念的競合(東京高裁H24)

被告人自身がはこういう控訴理由を述べたものと思われます。 法令適用の誤り〜(判示第1と2の監禁罪と強制わいせつ罪(176条後段)は科刑上一罪である。 1 はじめに 判示第1と2の監禁罪と強制わいせつ罪(176条後段)は科刑上一罪である。にもかかわら…

「援デリ」が売春周旋罪とされた事例(最決H23.8.24)

出会い系で「割り切り希望」とかいう書き込みがあるけど、あれは周旋者のおっちゃんが書き込んでいるのです。 捜査研究739号P10 第2 事案の概要 本件は,いわゆる出会い系サイトを利用して遊客を募る形態でのデートクラブを経営していた被告人が,男性従業員…