児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

「撮影は体のゆがみを確認するためだった」という弁解

 準強制わいせつ罪とか3項製造罪とか。
 わいせつ目的がなくても3項製造罪は行けるんですが、先に校長や教育委員会が入ってしまうと、証拠隠滅の機会を与えてしまいます。

生徒にわいせつ行為 岡山市教委 中学教諭を懲戒免
2013.08.07 中国新聞
岡山市教委 中学教諭を懲戒免
 岡山市教委は6日、女子生徒2人の裸の写真を撮るなどわいせつな行為をしたとして、市立中の50代の男性教諭を同日付で懲戒免職にした、と発表した。
 市教委によると、男性教諭は6月3日、クラブ活動の指導の際、腰痛を理由に休んだ部員の女子生徒を校内の部屋に呼び出し、服を脱ぐよう指示し、背中にテーピングをした。さらに上半身裸の姿をデジタルカメラやカメラ付き携帯電話で撮影した。7月6日にも別の女子生徒に同様の行為をした、という。
 市教委は同17日、外部からの問い合わせで事案を把握。調査した同24日時点では、写真のデータは削除されていた。
 男性教諭は事実関係は認めているものの、「撮影は体のゆがみを確認するためだった」とわいせつ目的は否認している、という。
 市教委はまた、女子生徒2人の被害の訴えを把握しながら市教委への報告を怠ったなどとして、50代の男性校長も8月6日付で減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にした。被害者保護を理由に教諭や校長の名前などを公表していない。
 市教委の山脇健教育長は「教職員に対する服務規律の徹底および不祥事の再発防止に一層強力に取り組み、教育に対する信頼回復に努めます」とコメントした。(永山啓一)

中学教諭を懲戒免職 裸の上半身撮影、岡山
2013.08.06 共同通信 
 岡山市教育委員会は6日、女子生徒の裸の上半身を撮影したとして、市立中学校の50代の男性教諭を懲戒免職にした。
 市教委によると6〜7月、教諭が指導をしている部活動に所属する女子生徒2人が腰痛を訴えたため、背中から腰にかけてテーピングした。その際に裸の上半身を前後からデジタルカメラやカメラ付き携帯電話で撮影した。
 女子生徒が別の教諭に相談して発覚した。男性教諭は「わいせつ目的ではなく、テーピングの効果を示すために撮影した。画像もすぐに削除した」と話しているという。