児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

関西援交事件、捜査終結

 たくさん起訴されて、いつになるかわかりませんが、判決書の閲覧が大変だなぁと思って見ています。
 ほとんど国選弁護事件だと思いますが(地裁・家裁では奈良、控訴されると大阪の弁護士が国選でつきますが)、製造・販売のフルコースの場合は、罪数にこだわって欲しいですけどね。
 家裁の児童福祉法違反(淫行させる行為)もあったと思いますが、そっちも児童ポルノ罪との罪数と管轄と包括一罪の範囲・・・と論点がたくさんあります。

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nara/news/20050826ddlk29040386000c.html
暴力団員ら3被告=同法違反容疑で逮捕、起訴。同シリーズを市場で入手して無断複製し、今年6月、DVD1枚(2200円)を大阪府内の男性に売ったとされる。


 提供罪が併合罪で累犯だと処断刑期は重くなります。
 この「複製行為」を製造罪として立件しているのでしょうか?
 番号付けてシリーズ化したのは製造犯人じゃなくて、無断複製者だという話があります。