医師・歯科医師の刑事事件の結果と、行政処分の関係を調べてみた。
いまも医師3名の弁護人・代理人なので、強く求められて調べてみました。
ソースは、厚生労働省のプレスリリースと、刑事確定訴訟記録法による判決閲覧。という公表資料の集積ですが、結果は公表できません。
傾向としては、
実刑判決は、免許取消だが、最近は情状立証として返上するので、行政処分がない。
薬物利用・治療装うなどの地位利用型は執行猶予でも取消
地位利用がない場合で執行猶予事案でも悪質事案は取消
刑事判決確定から、行政処分までの日数は、医業停止の場合、150日~706日。取消の場合は、288日~1046日