ネットの回答は間違ってることが多い。
最近は相談者が、相談前にネット検索をしてきていることが多く、相談後にもネットで確認されることも多いでしょう。あやふやな回答では、ネットでは云々と反論されるかもしれません。ネット情報には誤リも多いですし、正確であっても都合のよい部分のつまみ食いであることがしばしばです。ネットの情報を盛んに持ち出す相談者には、調べた内容を詳しく説明してもらい、できれば検索記事を見せてもらうなどしましよう。弁護士も全てを知つているわけではないですから、それを恥と思う必要はありません。そのうえで、ネットでは必ずしも確保されていない双方向のやりとりを利用して、相談者固有の事実を正確に把握して、より精度の高い、その事案に適した回答を目指しましょう。