児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

加藤二郎さんの自首調書(殺人)

 自首調書に立ち会うことはしばしばあります。
 「性犯罪」で自責の念にかられる相談者に「こういう報告書を作ればいい」と言って渡したら、「徳島」「殺人」という字句が入った報告書を書いて警察に行った人がいます。それ以来渡さないことにしました。

捜査書類全集2
          自首調書
本籍 
住居 
職業 印刷工(電話00-7889)
氏名 加藤二郎
昭和 年10 月21 日生( 32歳)
上記の者は, 平成年9 月14 日午後7時20分徳島県徳島東警察署において,本職に対し, 殺人被疑事件につき,次のとおり供述して自首した。
 私は,今から1時間くらい前に,自宅で女房を刺し殺してしまいました。女房に無断でサラ金から借金していたことが分かつて文句をいわれたので、ついかっとなって包丁で胸を刺してしまったのです。
 死んだ姿を見て怖くなり白首してきました。どんな処罰でも受けますのでよろしくお願いします。
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6 借金のことで文句を言われたとはいえ、女房を殺すなどとんでもないことをしてしまい,どうしてよいか分かりませんが.女房にはかわいをしてしまいました。私はどうなってもかまいませんが女房の弔いのことはよろしくお願いします。
加藤二郎 印