児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

少女に裸画像送らせた疑いで会社員の男を追送検

 児童ポルノと性犯罪の親和性を印象づけるには、こういう事例を集積することです。印象を弱めるには逆の事例を集積する。
 これまでも性犯罪者の自宅から、画像が押収されることは多かったのですが、児童ポルノ罪は比較的軽いので、見過ごされていた感じです。
 積極的にこういう立件をされると、弁護人はしんどいですね。
  当初 性犯罪→追送致 児童ポルノ
  当初 児童ポルノ罪→追送致 性犯罪
 弁護人は、強要もせずに送らせるのが、どうして3項製造罪の単独正犯になるのかを疑問に思って下さい。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090817/crm0908171758019-n1.htm
容疑者(35)=別の強制わいせつ罪で起訴=を追送検した。
 送検容疑は今年3月から4月にかけ、ネットのコミュニティーサイトで知り合った東京都練馬区の中2の少女(13)ら中学生2人に、携帯電話のカメラで撮影させた裸の画像をメールで送信させ、携帯電話に保存していた疑い。
 ほかの少女の画像も携帯電話から見つかっており、同署が入手の経緯などを調べている。