児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

1回結審→実刑判決の事例

 4罪以上は実刑危険があります。
 量刑相場を知らないとこうなります。
 知ってれば弁護人が粘りますから一回で結審しません。

  3/7 1回結審 求刑懲役3年
  4/4 実刑判決 懲役2年6月

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110307/crm11030712540018-n1.htm
 女子中高生4人にみだらな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反などの罪に問われた元福島県警いわき南署巡査被(20)=懲戒免職=の初公判が7日、福島地裁(加藤亮裁判官)であり、検察側が懲役3年を求刑、即日結審した。判決は25日。
 被告は起訴内容を認め、弁護側は執行猶予を求めた。

 起訴状などによると、被告は昨年4月から12月、インターネットで知り合った女子中高生4人が18歳未満と知りながらみだらな行為をし、携帯電話で生徒らの裸の写真などを撮影したとしている。

http://www.minyu-net.com/news/news/0405/news4.html
買春の元警官に2年6月の判決
 中高生を買春したなどとして、県青少年健全育成条例違反と児童買春・ポルノ禁止法違反の罪に問われた、元いわき南署地域課巡査の被告(20)の判決公判は4日、福島地裁で開かれ、加藤亮裁判官は懲役2年6月(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。
 加藤裁判官は判決理由で、被告がインターネットサイトを通じて知り合った不特定多数の中高生とみだらな行為を繰り返したとし「常習的で悪質な犯行」と指摘。当時、現職の警察官だったことにも触れ「社会的影響は大きく厳しい批判は免れない」と述べた。
 判決を受け被告の弁護人は「控訴は本人と話し合って決めたい」とした。
 判決によると被告は現金を払うなどして中高生4人とみだらな行為をし、裸体を携帯電話のカメラで撮影、保存した。
(2011年4月5日 福島民友ニュース)