児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

「僕らがやっていることにケチを付けられた」という裁判員

 刑事第1審だから、ケチは付けられるんですよ。
 だから
   この判決は有罪判決だから控訴することができる。その場合は・・・
って告げるでしょ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100129-00000630-san-soci
被告は主文言い渡しの瞬間、「えー」などと声を上げた。その後も終始、舌打ちをしたり、頭を抱えたりするなど不満げな態度を見せ続けた。
 閉廷後、会見に応じた60代の男性裁判員は「反省をしているように見えたのに、自分の見方は甘かったようだ」と厳しい表情。50代の男性裁判員も「納得できない態度。僕らがやっていることにケチを付けられた」などと“後味”の悪さをのぞかせた。
 今回の裁判員6人は、被告の態度に不安を抱くことはなかったという。しかし、こうした態度は、被告からの報復の恐れなど、心理的負担を裁判員に与えるケースが出てくる可能性もあり、今後の課題となりそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100129-00001127-yom-soci
証言台の前に立った被告は「懲役4年に処する」と主文を言い渡された瞬間、「えっ」と絶句し、席に戻り、判決理由を聞いている間も首をかしげたり、「マジかよ」とつぶやいたりした。裁判長は最後に「我々は更生を望んでいます」と説諭したが、裁判員らの退廷後、「誰が聞いてもおかしくないですか」と声を荒らげた。
 裁判員をした人たちは判決後に記者会見し、60代の男性は「非常に残念な気持ちになった」と述べ、50代の男性会社員は「刑が予想より重くてびっくりしたのかもしれないが、被告の態度は納得できない」と語った。 >

先月、被告人控訴事件を受けたんですが、判決書も見ないうちに、地裁の書記官から「何で控訴したのか?」って怒られました。「控訴できるから」と答えました。「そこに山があるから」みたいですが。