児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2012-02-14から1日間の記事一覧

裁判員制度の下では,控訴審は,裁判員の加わった第1審の判断をできる限り尊重すべきであるといわれるのは,このような理由からでもあると思われる。

補足意見で裁判員の事実認定も量刑も尊重しろとか言われてますね http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=81993&hanreiKbn=02 http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20120213161911.pdf 4 当裁判所の判断 (1) 刑訴法は控訴審の性格を原則として事…

浦岡修子「発達年齢が7歳程度の知的障害者が被害者である強制わいせつ否認事件の捜査及び公判立証について」 捜査研究729

Vにわいせつ行為をしたことは一切ないと事実を否認していた。そのため,捜査段階における事案の解明及び公判段階の立証にとってVの供述が極めて重要な証拠であったが, Vは,発達年齢が7歳程度の知的障害者であり, 日時の感覚はなく,質問に的確に答えるこ…