児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

エア・ドゥ機爆発物騒ぎ大きな代償 1200万円支払いで和解

 風評被害とか売上減というのは「翌日の全路線の平均搭乗率が前年同月比で約22%落ち込む」という立証方法になりますね。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090701/trl0907011723007-n1.htm
北海道洞爺湖サミットの期間中の昨年7月、北海道国際航空(エア・ドゥ、札幌市)の機内で「ダイナマイトを持っている」と騒いで遅れや欠航を生じさせたとして、同社が札幌市の不動産業男性(70)=威力業務妨害罪で執行猶予付き有罪判決が確定=に約2千万円の損害賠償を求めた訴訟は1日、男性が1200万円を支払うことで、札幌地裁で和解が成立した。
 同社は「欠航に伴う直接損害のほか、風評被害についても一定の考慮が示されたため、和解に応じた」としている。

 財産的被害については、執行猶予判決よりも民事制裁の方が効きます。