児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

児童買春1罪 懲役6月執行猶予3年(土浦支部H21.3.25)

 奥村の経験では、6罪くらいまでは罰金になった事案がありますが、厳しい検事さんに当たると、1罪でも公判請求されます。
 刑事処分以外による不利益の方が大きいですね。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090325/trl0903251419021-n1.htm
「性欲の充足という自己中心的な動機」 女子高生を買春の元中学教諭に有罪判決
 千松裁判官は判決理由で、「中学教諭として、成長過程にある児童を指導すべき立場にありながら、自己の性欲の充足という自己中心的な動機で犯行に及んだ」と指摘。さらに、「教師として信頼していた生徒や保護者らに対する裏切りで、厳しい非難に値する」と断罪した。
 判決などによると、被告は昨年10月6日、出会い系サイトで知り合った高校1年の少女が18歳未満であることを知りながら、土浦市内のホテルで現金2万円を渡し、みだらな行為に及んだ。
 被告は初公判で「間違いありません」と全面的に起訴事実を認めていた。検察側は論告で「被告は出会い系サイトを使い、18歳未満の女子高生ら約20人にみだらな行為をしていた」と主張。弁護側は最終弁論で「懲戒免職となり、社会的制裁を受けている」として寛大な判決を求めていた