児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

大阪ブログ誘拐事件(長崎地裁H20.3.21)

 大阪は怖いんですよ。だから、ネットで知り合ったおっちゃんについてこないで。
 しかし、起訴罪名がわからん。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008032100736
2008/03/21-17:29 女児誘拐で男に懲役6年=ネットで知り合い自宅に−長崎地裁
 インターネットを通じて知り合った小学6年の女児(12)を自宅に連れ込んだとして、わいせつ目的誘拐などの罪に問われた元会社員(21)の判決公判が21日、長崎地裁で開かれた。松尾嘉倫裁判長は「犯行の手口は巧妙で悪質というほかない」として、懲役6年(求刑懲役7年)を言い渡した。

http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji2/2008032103.shtml
被告と弁護側は「被害女児が家出を決意した後に二人で家出を相談したにすぎず、滞在中にも自己の支配下に置いていない」と営利目的等誘拐罪を否認したが、松尾裁判長は判決理由で「女児に思慮分別、判断能力が十分備わっていないことに乗じてさまざまな甘言をろうして惑わせ、誘拐した」と判断。
 「女児の両親の監護権を甚だしく侵害するばかりか、『誘拐に納得いかない』とする被告の態度は犯行の根本的な問題点を理解しておらず、再犯を憂慮せざるを得ない」と指摘した。