児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

強姦冤罪事件:“真犯人”起訴事実認める 弁護士決意「再審で無実はっきり」 /富山

 この再審事件の方は検察官が無罪の論告をするので、そう頑張らなくてもいいと思うんですけど。一回結審で早期判決。それこそ国選弁護人1人で十分。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070303-00000154-mailo-l16
 男性の依頼で再審公判に向け準備を進める村田慎一郎弁護士は、毎日新聞の取材に「(起訴事実を認めてくれ)ほっとしている。男性の無実を再審で、はっきりさせたい」と決意を語った。
 弁護士は、同じ法律事務所の両弁護士と連名で報道各社あてに「速やかに再審開始決定が出され、無罪判決を得たい」などとコメントを発表。男性が今後の生活に頭を悩ませていて、当時の取り調べ状況などについて答えられないことや、事件に関係する刑事記録の謄写を検察庁に請求していることを明らかにした。
 弁護士は最近、男性と頻繁に面会。地検高岡支部の再審請求について、地裁高岡支部から意見を求められ、再審を受けると回答した。国家賠償や刑事補償についても話を進めていく意向。

 再審事件では、検察官は証拠をなるべく出さないでしょう。
 国賠を頑張らないと。

追記
 解任されたようです。被告人の意向を汲まないと。ますます弁護士不信にならなきゃいいんですが。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070307-00000271-mailo-l16
強姦冤罪事件:男性が弁護士解任 再審公判へ準備中、本人が電話で /富山
3月7日17時0分配信 毎日新聞
 富山県警が強姦(ごうかん)、同未遂容疑で02年に逮捕した男性(39)が服役後に無実と分かった冤罪(えんざい)事件で、男性の依頼を受け再審公判に向け準備を進めていた3人の弁護士が6日、解任された。
 弁護士によると、6日夕方に男性本人から電話で解任の連絡があったという。

追記0308
 こっちは代理人を辞任と報道されています。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070308-00000169-mailo-l16
強姦冤罪事件:3弁護士が辞任 /富山

第440条〔弁護人の選任〕
検察官以外の者は、再審の請求をする場合には、弁護人を選任することができる。
②前項の規定による弁護人の選任は、再審の判決があるまでその効力を有する。