児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

懲罰的損害賠償

 制裁と言わないまでも、死亡慰謝料をもっと幅広く柔軟に認容してくれないのかと思います。
 死亡慰謝料3000万円程度というので頭打ちになっていて、離婚とか名誉毀損とか個人の慰謝料は、
   死んで3000万なんだから、この程度では○○万円でしょう
ということになってしまいます。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070227i311.htm?from=main3
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070227-00000311-yom-soci
三菱タイヤ脱落事故、遺族の制裁慰謝料請求を高裁棄却
 同社と国に1億6550万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が27日、東京高裁であった。
 西田美昭裁判長は、同社に550万円の支払いを命じた1審・横浜地裁判決を支持し、制裁的慰謝料を求めた原告側の控訴を棄却した。原告側は上告する方針。
 この訴訟で、原告側は、三菱自動車の企業体質はリコール隠しを行うなど悪質だとして、同社に通常の慰謝料5000万円の支払いのほか、制裁的慰謝料1億円の支払いを求めたが、判決は「我が国の損害賠償制度の基本原則や理念と相いれない」と述べ、1審判決と同様、この主張を退けた。