児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

ニンテンドー3DSソフト『いつの間に交換日記』および『うごくメモ帳 3D(フレンドうごメモギャラリー)』サービス停止のおしらせ

 不特定又は多数と画像を交換できる機能を付けると、わいせつ画像とか児童ポルノが混じってくるんですよ。児童をターゲットにしてそういう使い方ばっかり考えてる奴がいて。

http://digital.asahi.com/articles/photo/AS20131102000804.html
http://digital.asahi.com/articles/OSK201311010077.html?iref=comkiji_redirect
これらのサービスは本来、友人同士が3DSを通じて日記や写真を交換したり、オンラインで一緒にゲームを遊んだりするグループをつくることを想定していた。友人を「フレンド」として登録するには、3DSの1台ずつに割り当てられる「コード」を、互いに教えあうことが必要だ。
 ところが、実際にはネットの掲示板などで見知らぬ人とコードを公開しあい、グループを組む事例が多発。中には、わいせつな写真を送るなどとうたってコードを教えるよう求める書き込みもあった。
 任天堂は今春、こうした事態を把握。未成年にも不適切な写真が届く可能性があるとみて、防止策を検討してきた。ただ、グループ内のやりとりは任天堂から把握できないため、最終的にサービスそのものを止める必要があると判断した。
 3DSは2011年に発売され、今年9月末までに世界で約3500万台、うち国内では約1300万台売れている。機械同士の「すれちがい通信」機能に加え、ネットへの接続機能もあり、様々なサイトにアクセスできる。
 ただ、子どもが遊ぶ前に保護者が機能を制限することもできるため、任天堂はこうした制限機能を「より多くのお客様にご理解いただく活動に、より一層取り組んでいく」としている。

http://www.nintendo.co.jp/support/information/2013/1101.html
ニンテンドー3DSソフト『いつの間に交換日記』および
うごくメモ帳 3Dフレンドうごメモギャラリー)』サービス停止のおしらせ
 いつも弊社商品をご愛用いただきありがとうございます。
 弊社は、未成年者を含む一部のお客様がインターネットの掲示板で見知らぬ人とフレンドコードを交換し、ニンテンドー3DSソフト『いつの間に交換日記』および『うごくメモ帳 3Dフレンドうごメモギャラリー)』により、公序良俗に反する写真が送受信されてしまう事例が発生していることを把握し、防止策について検討をしてまいりました。
 しかしながら、現状ではこれらのサービスにおいてはすべてのお客様に安心してご利用いただける環境を提供することが困難と判断し、本日をもってインターネットを利用した写真の送受信が可能な下記のサービスを停止することにいたしました。
 ご利用いただいている多くのお客様には大変ご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございませんが、未成年のお客様のご利用も多いことを考慮し、判断をいたしました。何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。
 今後、弊社では、未成年のお客様の安全を守るための「保護者による使用制限(ペアレンタルコントロール)」機能をより多くのお客様にご理解いただくための活動などにも、より一層取り組んでまいります。