技術的に難しさや経費が掛かると言われていますが、ファイルをきちっとピンポイントでブロッキングする、この方式をお取りいただきたいと思っています。

http://www.npsc.go.jp/pressconf22/05_27.htm
国家公安委員会委員長記者会見要旨
1 日時 平成22年5月27日(木)11:48〜12:07
2 場所 警察庁第4会議室
それから、今日の午後からアグネス・チャンさんを始め関係者の方が来られて、私に対して児童ポルノの問題で陳情がありますが、この児童ポルノブロッキングの問題について、郄木委員からも御発言があり、私もお答を申し上げたところでございます。



問  安藤長官にお尋ねします。児童ポルノ対策についてなんですが、ブロッキングの導入が実現の見通しになりまして、捜査や削除要請と並行した実施も可能になるといったような方向性も出てきておりますが、これについての現時点での長官の評価と、今後の課題についてお聞かせ下さい。

答  (長官)まず、この度、事業者団体の検討や関係省庁の協議によって、ブロッキング導入の方向性が見えてきたということは、大きな前進であり歓迎したいと思います。今後の課題ということでありますけれども、これはまた後程、大臣からも御説明があるかと思いますが、これから、ブロッキングの方式やアドレスリスト作成管理団体の運営の在り方等について、制度設計の作業が進められていくことになりますが、この場面でも真に有効なブロッキングが実施されることとなるよう警察庁としても関係省庁や事業者と協力して、その検討に積極的に参画することが重要であろうと思っています。

答  (大臣)公安委員の方からも、この点についてお話があって生活安全局長からお答がございました。私も、原口大臣と生活安全局長のいろいろな報告を聞きながら交渉をいたしているところであります。長官からお話がありましたように、ブロッキングをやるということで全体的に合意したということは、大変大きな進歩だと評価をいたしております。業界団体が自主的におやりになっていることも、私も結構だと考えております。ただ、今、言われておりますのは、サーバ全体に対するブロッキングをおやりになるという方向のようですが、これでは焦点がぼける。私共は、ファイルそのものを、少年・少女のポルノをやっているファイルそのものをブロッキングだと、そして、他のフォルダに入っているものやらファイルに入っているものがブロッキングによって迷惑をしない、こういうことは技術的にも手法的にも十分できるはずだと、ここら辺をおやりいただきたいという折衝を今、始めようといたしているところであります。ここを是非、御理解をいただけますようお願いをいたします。

問  関連ですが、大臣が今仰ったことは、ブロッキングの方式について具体的に例えばハイブリッド方式とかDNSポイズニング方式だとか、そうした方式が取りざたされておりますが、具体的にこういう方式をということを。

答  (大臣)そうそうそうそう、だから今、業界団体がこれで行こうと言われていることだと、サーバだけのブロッキングになる。それは一つの方策であることは間違いありませんが、サーバ全体の情報をブロックしてしまうことになりますから、そうすると、そこに提供なさっている方々が、やはり通信の自由だとか、なぜ自分達のがブロックされるんだということになりますから、技術的に難しさや経費が掛かると言われていますが、ファイルをきちっとピンポイントでブロッキングする、この方式をお取りいただきたいと思っています。もちろん、警察が捜査をして摘発するのが、聞きましたら150日位掛かっていると、こういうものは徹底的に期間を縮める努力もいたしますが、是非このブロッキングで成果を挙げていきたいと思います。よろしくお願いしたいということを今、原口さんには申し上げているところでございます。