児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

自分の子供撮影、児童ポルノ製造=母3人逮捕、摘発12人に−宮城県警

 裸体撮影はわいせつ行為ですが、強制わいせつ罪は傾向犯なので、母親に傾向はないので、176条後段の強制わいせつ罪は成立しないということですね。
 被害児童側からみれば、性的自由が侵害されているのに、軽い量刑になります。これは写真好きの性犯罪者には朗報ですよね。
女性の権利を主張する人たちは、これも強制わいせつ罪で処罰すべきという声を上げましょう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091209-00000087-jij-soci
自分の子供撮影、児童ポルノ製造=母3人逮捕、摘発12人に−宮城県警
 自分の子供の裸を撮影させ児童ポルノを製造したとして、宮城県警少年課などは9日、児童買春・ポルノ処罰法違反容疑で、東京、神奈川、茨城の3都県に住むいずれも30代の母親3人を逮捕した。
 3人は、同容疑で11月に逮捕、起訴された元会社役員者(46)の関連捜査で浮上した。一連の事件での摘発はこれで12人となった。
 逮捕容疑では、母親3人は、自分の子供の裸の写真計100枚以上を容疑者に撮影させた疑い。母親らは同容疑者からそれぞれ現金を受け取っていた疑いがある。