児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

強要による3項製造罪の事案(徳島地裁)

 弁護人でないのでいえるんですが、脅迫してわいせつ行為するのがどうして強制わいせつ罪でないのかが疑問です。

http://mainichi.jp/seibu/shakai/news/20090326ddp012040014000c.html
児童ポルノ:女性を脅迫し画像、元教諭が起訴内容を認める−−徳島地裁
 強要と児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)の罪に問われている被告(33)に対する初公判が25日、徳島地裁(武田正裁判官)であり、被告は起訴内容を認めた。また、検察側は同様の2件について23日付で追起訴したことを明らかにした。


 罪名として強要罪と3項製造罪が挙がっているものの科刑状況。

富山地裁 懲役2年実刑
松山地裁西条 懲役1年10月実刑
山形地裁米沢 懲役2年06月執行猶予5年
札幌地裁 懲役1年10月実刑
福井地裁 懲役1年02月実刑
徳島地裁 懲役1年10月実刑

 厳しいですね。