児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

初当選の花岡市長、青少年健全育成条例で慎重な発言

 なんか当たり前の話が、新鮮に聞こえますね。

http://www.shinmai.co.jp/news/20080426/KT080424ATI090028000022.htm
−規定の問題点についてどう考える。
 「青少年への性行為を禁じるのは一見正しく思えるが、公権力の恣意で恋愛感情が規制される危険性はあると感じる。道徳的な側面に踏み込む性格を持っており、県弁護士会からも批判的な見解が出ている。本来なら専門家の意見を積み重ね、慎重に考えるべきだった。県のスタンスや過去の判例などを勉強し、弁護士会とも話し合いたい」
 −弁護士会などの意見を踏まえ、条例を見直す考えは。
 「人々を規制する『律』よりも、内面に育つ『徳』を重視すべきだというのが私の姿勢だ。ただ、就任したばかりで、公約した市民病院の産科新設など課題が山積している。条例は既に運用が始まっており、いま見直しを考えているわけではない。拡大解釈を招かないよう、市の担当部署や青少年健全育成審議会、警察とも協議していきたい」