児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

援デリ

 「援デリ」では意味不明なので、公訴事実では、「出会い系サイトを利用して援助交際を装い遊客を募り・・・」なんて表現になると思います。
 被害児童13〜15歳で売春やらせると、大人でも実刑になりますが・・・。
 逮捕された成人の刑事事件(家裁)の冒頭陳述を聞けば、小説が書けます。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080222/crm0802220859010-n1.htm
少女らは昨年5〜6月、東京都や埼玉、愛知県の13〜15歳の女子中高生3人を約70人の男と売春させ、約160万円を稼いだとみられる。調べでは、少女らは昨年6月7日、久喜市の中学3年の女子生徒(14)を上尾市の会社役員の男(33)に紹介し、4万円で売春させ報酬を受け取った疑い。容疑を認めている。

 少女は「『援デリ』(援助交際型デリバリーヘルス)やってみない」と持ちかけ、3人の男に女子中高生をホテル送迎させるなど指示。スカウトから出会い系サイトを使った客の勧誘まで1人で行い、「経営ノウハウは自分の援助交際経験で学んだ」と供述している。少女は中高生を上尾市のアパートに住まわせ、売春で得た3〜5万円のうち、5000円〜1万円を中高生に渡していたという。