児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

児童ポルノ画像の存在による権利侵害

 それは児童ポルノ罪で評価してもらいたいところですが、裁判所はいくら拡散させても、権利侵害は大したことないと考えています。
 この事件では児童ポルノ製造罪は立件されているんでしょうか?

http://www.asahi.com/special/children/TKY200603170204.html
粘着テープで両目をふさぎ、下半身を裸にさせ、デジタルカメラで撮影した。そのあと、女児らに「母親に言うと裸で走らせる」などと口止めした。ふだんからコーチは暴力を振るうなどし、女児らは逆らえなかった。

女児らのPTSDの要因の一つは、撮影された画像に対する恐怖だった。「不安を取り除き、安心させることを第一に考えよう。警察へ告訴し、撮影された画像のすべてを回収すべきだ」と話がまとまった。
 発覚から1カ月余り、警察に通報され、コーチは逮捕された。デジカメに残っていた36枚の画像と、パソコンにダウンロードされた45枚も押収された。