2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧
市議会議員であった被告人が,コロナ禍における市民サービス改善のため,市役所職員を叱咤激励するためとして,市役所に爆破予告文書を送り,市役所職員の業務を妨害した威力業務妨害被告事件(岐阜地裁r02.10.23) 同機はそのまま認定されたようです 威力業…
東京地方裁判所令和02年01月24日 判決 東京都(以下略) 原告 X 同訴訟代理人弁護士 岩﨑精孝 東京都(以下略) 被告 Y主文 1 被告は、原告に対し、別紙物件目録記載の建物を明け渡せ。 2 訴訟費用は被告の負担とする。事実及び理由 第1 請求 主…
確認しただけで15件になりました。 高裁判例はありません。強要罪構成は50件くらい。 奥村は個人的には強制わいせつ罪説。 東京 地裁 H18.3.24 大分 地裁 H23.5.11 東京 地裁 H27.12.15 高松 地裁 H28.6.2 横浜 地裁 H28.11.10 松山 地裁 西条 H29.1.16 …
窃視罪(軽犯罪法)や迷惑条例違反(盗撮)の関係では、盗撮目的の侵入罪と盗撮の罪とは牽連犯とされています。 児童ポルノ法のひそかに製造罪についても、裁判例では牽連犯(刑法54条1項後段)になっています。 再逮捕は原則禁止です。 身柄拘束の必要が…
以前から、「淫行」とは、広く青少年に対する性行為一般をいうものと解すべきでなく、①青少年を誘惑し、威迫し、欺罔し又は困惑させる等その心身の未成熟に乗じた不当な手段により行う性交又は性交類似行為のほか、②青少年を単に自己の性的欲望を満足させる…
法令適用によれば3号でも起訴されていますが、「A(当時15歳)が18歳に満たない児童であることを知りながら,令和2年2月8日午前11時頃から同日午後4時34分頃までの間に,前記cホテルにおいて,同児童に被告人と性交する等の姿態をとらせ,これ…
年齢知情の特則における「過失のないとき」の意義~福祉犯罪捜査質疑回答集s63 - (著)警視庁防犯部 警察の見解としては、青少年条例違反についても、「本人の言うところ等に多少でも疑問があれば、右のような方法の外、進んで戸籍の照会を行う等客観的に通常…
先に校長に申告すると懲戒免職になって、教員免状が失効して、退職金ももらえないことになります。 懲戒に消滅時効はないので、20年後に発覚しても懲戒免職になります。転職しておけば懲戒されることはありません。 ソフトランディンを狙うのであれば、 ① 福…
但木誠「罪数論・競合論・明示機能・量刑規範」~安廣文夫編著「裁判員時代の刑事裁判」 訴訟法上の必要性から実体法上の罪数判断が論じられるというのはおかしいのですが、東京高裁H19.11.6で「2項製造罪においては,児童の姿態等の撮影とこれに伴う第1次媒…