児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2010-11-20から1日間の記事一覧

師弟関係の強制わいせつ否認事件(宮崎支部H22.9.30)

宮崎地方裁判所延岡支部判決平成22年2月26日 被告人を懲役2年に処する。 未決勾留日数中90日をその刑に算入する。 (罪となるべき事実) 被告人は,平成21年7月29日午後5時30分ころから同6時15分ころまでの間,宮崎県日向市(以下略)所…

師弟関係の準強制わいせつ否認事件(浜松支部H22.5.24)

静岡地方裁判所浜松支部判決平成22年5月24日 主 文 被告人は無罪。 理 由 1 本件の概要 (1) 本件公訴事実 本件公訴事実は,「被告人は,平成19年12月中旬ころの午後7時ころ,浜松市西区(以下略)浜松市立○○中学校北校舎3階相談室東において…

強姦既遂を強姦未遂に落とした事例(広島高裁H22.3.18)

一審判決はこれですね。 http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20100301153944.pdf 原判決の事実関係はいい加減ですね。 何十件もあって、処断刑期の上限に決まっているから、全部既遂にしたような感じです。 第1 本件控訴の趣意及び答弁 本件控訴の趣意は,…