児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2005-01-23から1日間の記事一覧

性犯罪者の保護観察を強化=再犯防止へ指導プログラム−法務省

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050123-00000496-jij-pol 法律選択科目=刑事政策選択者の浅知恵ですが、いわゆる「3号保護観察」。 その期間は、最長で「言い渡された期間(刑期の満期)」です。 刑期というのは、基本的に行為責任であって、再犯危…

販売・頒布・提供罪の罪数論

ネットで児童ポルノをばらまいた事例。 犯行日は H16.1.21 H16.5.3 H16.8.1 など長期間反復している。 ところで、各県警のハイテク捜査班が競合して、 H16.1.21← X県警 端緒のみ H16.5.3 ← Y県警(押収) H16.8.1 ← Z県警(逮捕) と端緒を得て捜査してい…

winnyと不作為犯

構造的に、winnyで不作為犯の責任を問われる可能性があるとすれば、プロバイダーでしょうけど、回線の維持管理行為に着目すれば、作為犯でも構成できます。 判例の傾向としては、作為犯で構成できるものはできるだけ作為犯で処理していると推測します。 http…

刑法学会関西部会冬期例会

http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20041220/p2 に来たんですがとりあえず講堂のレストランでカレー 京大会館は、ちょっと離れた所でした。 裁判官が刑法改正部分の科刑状況を解説した。 裁判官の分析 現実の量刑実態が法定刑の上限の改正を促す契機をなり…