児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

管理者と投稿者の共謀を認定した事例(京都地裁H29.3.24)

 弁護人からの問い合わせはなかったけど

参考文献
奥村 徹 プロバイダの刑事責任--名古屋高裁平成19.7.6と東京高裁平成16.6.23 情報ネットワーク・ローレビュー / 情報ネットワーク法学会 編 7 2008-05 p.38〜50
とか
http://www.soumu.go.jp/main_content/000097100.pdf
参照。
 
 最近の肯定例 横浜地裁H28.7.19
 否定例 
  名古屋地裁H19.1.10(奥村事件)
  名古屋高裁H19.7.6(奥村事件)

http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20170325-OYO1T50000.html
中川綾子裁判長は、2人と投稿者との共謀を認定し、「健全な性的秩序を害し、強い非難に値する」と述べた。2人は即日控訴した。

 判決によると、2人は2013年6月〜14年12月、登録会員の男女らと共謀し、男女らが投稿したわいせつ動画をFC2で公開した。