児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

元中尊寺僧侶の児童買春:被告を追起訴 /岩手

 宗教家というのは、犯罪防止する仕事じゃないので、そんなに責任加重されません。
 盛岡地裁の福祉犯の判決を全部閲覧しましたが、盛岡地裁ではそんなに厳しい量刑もありませんでした。

http://www03.mai.vip.ogk.yahoo.co.jp/area/iwate/news/20100624ddlk03040038000c.html
中尊寺僧侶の児童買春:被告を追起訴 /岩手
 盛岡地検は23日、平泉町平泉の元中尊寺僧侶、を、県青少年環境浄化条例違反と児童買春・ポルノ禁止法違反の罪で盛岡地裁に追起訴した。
 起訴状などによると、被告は09年11月29日、一関市内にあった自宅で、18歳未満と知りながら盛岡市の女子高校生とみだらな行為をし、その様子をデジタルカメラで撮影したとしている。
 被告は盛岡市内のホテルで今年3月にも、同じ少女に同様の行為をしたとして既に起訴されており、今月14日に盛岡地裁で初公判があった。

 最初に包括的な「対償供与の約束」があると、数回の児童買春罪を包括一罪にした裁判例があります。
 3項製造罪は包括一罪。
 これで3項製造罪と児童買春罪が観念的競合になれば、数回のはめ撮りは包括一罪です。