児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

贖罪寄付10万円しました

 被害児童が特定できないので、贖罪寄附を選択しました。
 証拠として採用される確率が高いので、「贖罪寄附の趣旨」を工夫すれば、被告人質問もやりやすくなります。

www.nichibenren.or.jp/ja/updates/data/shokuzai_kifu.pdf
贖罪寄付について
贖罪寄付とは、所得税法違反・法人税法違反・覚醒剤取締法違反など、いわゆる「被害者のいない刑事事件」や、被害者に対する示談ができない刑事事件などにつき、被告人・被疑者の方が寄付を行うことにより、事件への反省の気持ちを表すためのものです。
改悛の気持ちを込めてなされる贖罪寄付は裁判所により情状の資料として評価されています。
日本弁護士連合会並びに各地の弁護士会が実施する法律援助事業における各種法律相談・訴訟手続の援助など、資力の乏しい方の援助事業利用のために有効に使われます。

http://www.houterasu.or.jp/housenmonka/new_info/news_20080901.html
裁判所の情状資料となります事件への反省を込めてなされるしょく罪寄附は、裁判所により情状の資料として評価されています。
被疑者・被告人に寄附を紹介した弁護士からは、
「反省の気持ちを示すのに有効」「本人がけじめをつける意味で意義がある」
「不法の利益を享受させないための方法として妥当だ」
などの感想が寄せられています。
寄附金はこのように生かされます法テラスは、犯罪被害者支援や民事法律扶助、司法過疎対策など、公共性の高い各種の業務を行っており、寄附金はこれらの事業資金として有効に活用させていただきます。

 原判決後に多額の贖罪寄附をしたこと理由にして破棄減軽した事案もあります。