児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

医療ビデオ、わいせつ利用でネット流出 国「担当部署なし」野放し状態

 winny著作権法違反なんだから、京都府警でしょうね。
 わいせつ物公然陳列罪のわいせつ性については、絵面で判断するしかないですが、「カテーテルと呼ばれる細い管を尿道に挿入する方法や患者の感染症予防を解説する内容」では弱いと思います。
 モデルが児童の場合は、どうなんだろう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080115-00000912-san-soci

ネット上で流出が確認されたのは、東京都内の製薬会社が平成9年に製作したビデオ(約15分)。カテーテルと呼ばれる細い管を尿道に挿入する方法や患者の感染症予防を解説する内容で、画像処理で顔を隠した男性と女性のモデルに挿入したり介護したりする場面が収められている。
 一昨年12月、ネット上の掲示板に複製された動画がダウンロードできるアドレスが掲載されていることが判明。掲示板は尿道に異物を挿入する性癖のある人が情報をやりとりする場になっており、ビデオを“手本”にすることをほのめかす書き込みもあった。
 また、ファイル共有ソフトWinnyウィニー)」でも、同じビデオの存在が確認されている。ウィニーではタイトルに「若いモデル萌え」と書き足されたことから、流出がわいせつ目的だった可能性が高いという。
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製薬会社は「極めて悪質な行為。今後は医師会など関係機関と協議して、慎重に対応を検討したい。動画を無断でネットに公開した場合、法的措置も検討する」としている。
 ネット上には、陰部の見える医療用教育ビデオが多数、流出しているが、厚生労働省は「直接、担当する部署がない」(医政局)としており、事実上、野放しの状態になっている。