児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

わいせつ画像放置認める 画像ちゃんねる管理者初公判

 とにかく認めちゃうわけですが、わいせつ画像の場合、削除義務の発生根拠は何なんでしょう?
名古屋高裁もわからないのに、被告人がわかるわけないと思うんですが。

http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070911/jkn070911033.htm
冒頭陳述で検察側は、サイトへの投稿画像は大半が性的な画像で、閲覧者の増大から平成18年には約4300万円の広告収入があったと指摘。さらに広告収入を増やすため、わいせつ画像は投稿者などから依頼があったものしか削除していなかったとした。
 起訴状によると、被告は今年1〜2月の間、投稿されたわいせつ画像3点のデータをサーバーに記憶させ、アクセスした不特定多数に閲覧させるなどした。

弁護人は争うようです。幽霊みたいな削除義務の違反で刑務所入れられたらたまりませんからね。

http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiijul0707801/
【速報】被告側が一部を否認/画像ちゃんねる事件初公判
 アダルト画像掲示板サイト「画像ちゃんねる」が摘発された事件で、わいせつ文書陳列罪と職業安定法違反に問われたサイト運営会社社長の被告(35)の初公判が十一日、横浜地裁(栗田健一裁判長)であった。
 被告は事実関係を認めたが、弁護側は法的に争う姿勢を示し一部否認した。