児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

ウィニー判決で検察側控訴=罰金150万円「軽過ぎる」−京都

http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=soc_30&k=2006122600635
 検察官控訴
 軽い判決で喜んでいると、検察官控訴を浴びせられることがあるので、注意しましょう。

検察官が情状の補充立証するんでしょうね。
 こういうときに同種事案の裁判例を山のように積まれることがありますが(タダで判決書もらえて個人的には嬉しかったりしますが)、著作権法違反被告事件の裁判結果は圧倒的に略式罰金なので、それは使えないでしょうね。

第381条〔同前−量刑不当〕
刑の量定が不当であることを理由として控訴の申立をした場合には、控訴趣意書に、訴訟記録及び原裁判所において取り調べた証拠に現われている事実であつて刑の量定が不当であることを信ずるに足りるものを援用しなければならない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061227-00000004-kyt-l26
新倉明次席検事は控訴理由に▽懲役1年の求刑に対し、量刑が不当に軽い▽著作権侵害のまん延を企図して開発したという検察側の主張を退けた▽著作権者の利益侵害を軽視している−などを挙げた。