児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

53歳課長ら 児童ポルノ製造で逮捕

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050308-00000035-san-soci
 製造元までたどり着いた模様です。
 最終的には公然と販売してたんだから、ばれますよね。

 製造罪の罪数、争っているので判決欲しいんですが、
 どこの地裁(家裁)にかかるんでしょう?

追加情報

http://ime.nu/headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20050308/20050308-00000284-fnn-soci.html
容疑者らは、「関西援交シリーズ」と題して、ビデオ100本近くをインターネットに投稿・販売していて、2月、ビデオを組織的に販売した元ヤクルト選手らが逮捕されている

 (!o!)オオ! ついにきましたね。
 これまで関西援交シリーズのほとんどは、被害児童が特定されていなかったので、「児童ポルノ」ではなく「わいせつ図画」として処理されていました。見掛け15才以上の場合は児童性の立証が詰め切れないから。
 今後は、上記の捜査によって被害児童が「児童」と確認されたものについては、児童ポルノ罪として立件されると思います。被害児童を知らないとしても、児童ポルノ性についての未必の故意は避けられないですよね。ほんとに「児童」だったんですよ。
 関西援交シリーズを販売(提供)した方にはお気の毒です。
 そういう奥村弁護士も「関西援交シリーズ」のわいせつ図画罪の事件を担当していて、頭を抱えています。法定刑が2.5倍(併合罪説では3.75倍)になるぅ〜。