児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

無料法律相談は謝絶しています。

   奥村弁護士はどうして無料法律相談を受けつけないのか
という抗議の電話とメールを戴きました。

 そもそも、一般に弁護士への法律相談は無料ではありません。
 無料法律相談は規制されています。
http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20040911#p6

 実質的には

 どの事案でも事実関係を確認してから対応を検討したり調査したりその相談者のために時間をかけなないと、弁護士に相談する意味はないと思うからです。
 「相談無料」にして客寄せするつもりもありません。

ということになります。

 「無料」にすると
   この写真は児童ポルノになるのか
   デリヘル嬢が児童だったかもしれない
   児童買春したが逮捕されない方法を教えて
   winmxwinnyのユーザーだが、逮捕されないか
   出会い系サイトの不正請求
   「児童ポルノ・児童買春に強い」近くの弁護士を紹介して欲しい
という無料電話相談に明け暮れることになるでしょう。他の仕事ができません。
 これは、「タクシーに無料で乗せてくれ」と言っているのと同じです。しかも実車中のタクシーに。

 こういうよくある質問については
  http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/
  http://www.okumura-tanaka-law.com/www/okumura/index.htm
をよくよんで頂ければ書いてあります。

 最寄りの弁護士会が行っている無料法律相談を御利用頂きたいと思います。

 なお、大阪弁護士会が行っている自治体の無料法律相談には積極的に出ています。どの弁護士がいつ何処の自治体に出ているかは秘密です。

 こうやって謝絶すると、
   悪徳弁護士
   金の亡者
   金持の味方しかしないのか
などという紋切り型の捨て台詞を戴きます。それを聞く前に冒頭で断っておけばよかったと思います。blogで「無料法律相談は謝絶」を繰り返す理由です。