児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2010-03-26から1日間の記事一覧

警察庁の「これでは児童ポルノの一部が対象から外れる恐れがある」という懸念

日本警察が児童ポルノだと思えば、外国の警察に連絡して検挙してもらうのが原則。ただし、各国で定義が違うし、法執行機関の強弱もあるから、必ず止まるとは限らない。 その余裕がなくひどいのはプロバイダで例外的に止めるという感じか。 とすると、ソフト…

児童買春2罪で実刑(和歌山地裁h21.1.23)

犯情によっては、前科が無くても2罪でこれくらいの量刑になることがありますからご注意下さい。 和歌山地方裁判所判決平成21年1月23日 被告人を懲役1年に処する。 未決勾留日数中30日をその刑に算入する。 (犯罪事実) 被告人は 第1 平成19年1…

高森高徳「新刑法犯・特別法犯犯罪事実記載要領」

4/1にでる本なんですが、懐かしい「販売罪」「販売目的所持」なんかがあって、間違ってる。 「販売」と「提供」の定義が違うので、観念的競合になる場合でも「販売し不特定又は多数の者に提供した」「販売し不特定又は多数の者に提供する目的で」と書いて…

児童ポルノ担当を新設=検視、危機管理も体制強化−警察庁

こちらはずっと児童ポルノ担当の弁護士です。 法律がいい加減なので自信が無いので検挙できない部分がありますよね。 被害児童の保護も専門的に担当していただきたいものです。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100326-00000045-jij-soci 児童ポルノ担…