日本警察が児童ポルノだと思えば、外国の警察に連絡して検挙してもらうのが原則。ただし、各国で定義が違うし、法執行機関の強弱もあるから、必ず止まるとは限らない。
その余裕がなくひどいのはプロバイダで例外的に止めるという感じか。
とすると、ソフトな3号ポルノは外国の取り締まりでもブロッキングでも止まらないことになる。
民主党案では児童ポルノの定義から外れるところで、そうなれば、懸念は解消する。
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20100325-OYT8T00828.htm
同会議は閲覧防止策として、プロバイダーが違法サイトへの接続を遮断する「ブロッキング」制度の導入の検討も進めてきたが、「通信の秘密」などの法的問題も残されているとして、「引き続き議論が必要」とした。
ブロッキングを巡っては、ネット事業者らでつくる「安心ネットづくり促進協議会」(会長=鷲田清一・大阪大学長)の作業部会が今月19日、性行為の写真が掲載されているなど、「子どもの権利が著しく侵害されるケースでは例外的にブロッキングを許容する」とする見解をまとめ、規制は業界の自主規制で対応する意向を示している。
これに対し、警察庁では「これでは児童ポルノの一部が対象から外れる恐れがある」(幹部)と懸念する声も出ており、今後、政府の犯罪対策閣僚会議のワーキングチームで、ブロッキングの対象範囲などについて議論を進める。