児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2009-01-13から1日間の記事一覧

児童買春罪や3項製造罪は判断応力未熟な児童の権利を擁護するために定められた犯罪類型であるから、児童が求めたり同意していたとしても斟酌すべき事情としては考慮しない(さいたま地裁H19)

この辺も相変わらずぶれているところで、大阪地裁H20の奥村事件では、被害者の落ち度として認められました。

笹川尭総務会長は「取り締まりが厳し過ぎないよう慎重に対応しなければいけない」と述べた。

自民党の上層までくると熱意がなくなるんですよね。 http://www.sanspo.com/geino/news/090113/gnj0901131339019-n1.htm アグネスは「たくさんの署名が集まった。ご理解をいただき今国会で法改正を実現してほしい」と要望。保利氏は「いろいろな問題があるが…

児童買春3罪+3項製造罪2罪について懲役1年6月の実刑の原判決を破棄して、執行猶予を付した事案(東京高裁H20)

原判決はさいたま。 教科書通りというか、奥村が推奨している方法で、執行猶予になっています。 でも、児童買春罪と3項製造罪は併合罪。

推進・慎重 弁護士二分 報酬のカード決済導入検討

昔から議論されていて、弁護士会からは「自重せよ」とのお触れが出ています。 以前、相談料のカード支払いを希望された相談者がいたので、カードの加盟店になりましたが、その後希望者がいないので、カード決済の実績はゼロです。相談料がカードか現金かなん…