児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

脅迫して性的関係を迫った行為を強要未遂罪で起訴した事例

 メールとか電話で脅迫する強姦事件もあるので「強姦未遂の告訴無し」にしか見えませんけど。
 被害者も強姦未遂で告訴しないのかな。

起訴の巡査長免職=女性の動画で関係迫る―広島県警
時事通信 6月12日(金)18時36分配信
 広島県警は12日、女性の性的な動画を利用して関係を迫ったなどとして、強要未遂罪で起訴された広島東署地域課府中交番勤務の巡査長被告(40)を懲戒免職にした。
 県警監察官室によると、被告は2014年6〜7月ごろ、交番の相談簿に記載された当時18歳の少女の携帯電話番号に20回ほどかけ、肉体関係を迫った。ほかに、同年7月〜今年4月に当時16歳だった少女2人を含む別の女性3人に電話して肉体関係を迫ったという。
 少女2人の電話番号は、被告が補導した際に聞いていた。もう1人の女性は、以前撮影した性的な動画を流すと脅した。
 被告は女性3人に対する強要未遂罪で起訴され、公判中。
 井本雅之首席監察官の話 警察官としてあるまじき行為で、県民の皆さまにおわびする。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150612-00000148-jij-soci