児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

法務教官が少年にわいせつ行為、国に賠償命令

 強制わいせつ罪に特別公務員暴行陵虐が付いていて、一部示談未了という事件だったと思います。
 特別公務員暴行陵虐(わいせつ行為)の情状弁護って、どれも被害弁償ですよね。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111006-OYT1T01127.htm
 兵庫県加古川市の少年院「加古川学園」で、男性法務教官(29)(懲戒免職)が収容中の少年にわいせつ行為をした事件で、被害を受けた男性(21)が国に400万円の慰謝料を求めた訴訟の判決が6日、東京地裁であった。
 本多知成裁判長は「抵抗しがたい立場の男性の自尊心を著しく傷つけた」と述べ、100万円の支払いを命じた。
 判決によると、法務教官は2006年10月〜07年11月、身体検査や面接の際に男性の下半身を触るなどした。法務教官は男性を含む4人に対する強制わいせつ罪などに問われ、神戸地裁で懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を受け、確定している。