児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

児童買春の元中学教諭、7年前の児童強姦致傷容疑で再逮捕

 児童ポルノが出てきたら、被害児童を特定して、製造行為と性犯罪を立件するという教科書的な処理が成功した事件です。
 あまり知られていませんが、児童ポルノ・児童買春犯人の一部は性犯罪者なので、児童ポルノ・児童買春事件と強姦・強制わいせつというのは結構、並んで出てくる罪名です。紙一重というか、親和性があるというか。

 奥村弁護士事件でも、児童買春で執行猶予→強姦致傷・児童買春と重ねた人がいました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080909-00000046-yom-soci
発表によると、被告は2001年1月上旬、同県三河地方の路上で、登校中の女児(10)に道を尋ねるふりをして近づき、乗ってきたワゴン車に無理やり押し込んで乱暴し、1か月の重傷を負わせた疑い。被告は「騒ぐと殺す」などと女児を脅し、乱暴する様子をビデオ撮影していたという。被告は「性的欲求を満たしたかった」などと容疑を認め、余罪についても供述を始めているという。
 被告は自己紹介サイトで知り合った中学1年の女子生徒(13)に現金を渡し、ホテルでみだらな行為をした上、ビデオ撮影したとして、今年7月、児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕、起訴された。