児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

東川浩二「合衆国における残虐ゲームの法的規制」金沢法学 49(1) [2006.11.28発行]

 美少女ゲームにしても、まず調査しましょう。

他方で、こうした暴力表現と視聴者の暴力的行動に関する心理学的研究は、残虐ゲームの影響を調べるために行われたのではない。また、ゲームというメディアが比較的最近になって急速に発展したこともあって、ゲームに特化した研究は未だ十分とはいえないのが実情のようである。裁判所が相関関係ではなく、因果関係の証明を要求する以上、規制法を合憲とするには、心理学の分野におけるより精度の高い研究の成果を待たなければならないであろう