児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2013-02-13から1日間の記事一覧

児童福祉法60条4項につき、年齢の認識又はその不知についての過失の有無をいかなる資料により判断するかを論じるもの

宮沢浩一「児童の年齢不知に関する過失の有無」別冊ジュリスト第56巻 社会保障判例百選 六〇条三項の法意がどうであれ、年齢の認識又はその不知についての過失の有無をいかなる資料により判断するかが、本稿の中心主題である。「過失がない」とされるには、…

児童福祉法60条4項の沿革からの考察

法律(児童福祉法)では、関係が薄く一回性の淫行については、年齢を知らない場合を処罰しないのだから、青少年条例でも同様だろうということで、青少年条例の年齢知情条項は破れないか。 児童福祉法 第60条 第三十四条第一項第六号の規定に違反した者は、十…