児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2012-09-23から1日間の記事一覧

緩い支配関係がある同一青少年への数回の淫行につき、被害児童は親に「レイプされた」と告げ、親権者が被疑者に数千万円の慰謝料を請求し、被疑者は青少年条例違反で自首して、被害者代理人弁護士は強姦罪で告訴を試みるも受理されず、法定刑の上限の罰金(略式命令)となって、最終的に、数十万円を弁償した事例。

被害青少年は淫行の被害者なんですが、親との関係では、任意に淫行したということになると親には怒られますし、学校は「不純異性交遊」として処分するので、「強引にやられた」ということになりますよね。裁判所は「誇張」と言いますが、一般には「嘘」と言…

ぐ犯保護事件の調査方法について (家庭裁判所調査官研修所)H01

こういう被侵害法益なので金銭賠償はなじまないと考えています。 裁判所としては、保護処分が適切ということでしょうか。 P28 第2節不純異性交遊と売春 1 女子ぐ犯における性の問題 司法統計年報によれば, ぐ犯の態様の中で「不純異性交遊」の占める割合は…