児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2011-04-19から1日間の記事一覧

藤川大祐「学校・家庭でできるメディアリテラシー教育」

御恵送頂きました。 福祉犯でとどまればまだいいんですが、最近はコミュニティサイト経由の暴力的性犯罪もあるようです。学校・家庭でできるメディアリテラシー教育: ネット・ケータイ時代に必要な力作者: 藤川大祐出版社/メーカー: 金子書房発売日: 2011/04…

2項破棄の事例

刑事の控訴審で破棄減軽(減刑)されることは希です。 しかも、事実関係が変わらなければ、そんなに劇的に下がらない。 大阪高裁平成23年2月9日 集団強姦致傷, 集団強姦被告事件 検察官 長崎正治 弁護人 奥村徹(私選) 主 文 一審判決を破棄する。 被告人を…

児童淫行罪の量刑は裁判例の罪となるべき事実の比較だけでは語れない(某高裁)

訴因としては児童淫行罪1罪で、背後にある常習的な児童淫行罪も包括一罪として処罰して、量刑上重視するというのですよ。 児童淫行罪1罪の量刑、児童淫行罪2罪の量刑・・・という量刑不当の主張は意味ないと。 原判決の量刑が他の同種事案と比べ、過度に…